【初心者向け】Amazonで電子書籍を簡単に出版する方法を徹底解説!

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Amazonで電子書籍を簡単に販売するには、Kindle Direct Publishing(KDP)という無料のサービスを使うのが最も一般的で便利です。

以下に、具体的な手順をステップバイステップで説明します。

【Amazon電子書籍販売の具体的な方法】(KDPの利用)

【ステップ1】Amazonアカウントを作成(または既存のものを使用)

  • 普通のAmazonのアカウントでOK。
  • KDP専用の登録は後で行います。

【ステップ2】KDPアカウントを作成

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/ にアクセス

  • Amazonアカウントでログイン。
  • 著者・出版社情報、銀行口座、税情報(マイナンバーでOK)を登録。

📌ポイント

  • 銀行口座は売上の振込先になります(日本の口座でOK)。
  • 税情報では「TIN」=マイナンバーで問題ありません。

【ステップ3】電子書籍の原稿と表紙を用意

📄原稿(本文)

  • Word(.doc/.docx)、EPUB、またはPDF形式でアップロード可能。
  • 目次や表紙も含めた原稿を作っておくとスムーズ。
  • 縦書きも可能(Wordで縦書き設定 → アップロード)。

🖼️表紙

  • サイズは推奨:2,560×1,600ピクセル程度(比率1.6:1)。
  • JPEGまたはTIFF形式。

👉表紙作成には無料の「Canva」や「BookBrush」などが便利。


【ステップ4】KDPで出版設定

KDPにログインし、「本棚」から「+ Kindle本を作成」をクリックして、以下の情報を入力。

① 本の詳細

  • タイトル、副題
  • 著者名、シリーズ名(任意)
  • 本の説明(販売ページに表示される紹介文)
  • キーワード、カテゴリ(読者が検索で見つけやすくする)

② 本のコンテンツ

  • 原稿ファイルをアップロード
  • 表紙ファイルをアップロード
  • プレビュー機能で表示確認(縦書きや改行が正しいかなど)

③ 本の価格とロイヤリティ

  • 価格(日本円で250円〜)
  • ロイヤリティ:35%または70%
    • 70%にするには価格が250〜1,250円であること、かつDRMの選択など条件あり。

【ステップ5】出版ボタンをクリック!

  • Amazonでの販売が開始されるまで24~72時間程度かかります。
  • 公開後、自分の本がAmazonで検索可能に。

文字数はどれくらい必要?

KDPで出版する際の文字数に「明確な最低制限」はありませんが、実用的・商業的に見て以下のような目安があります。

種類別の文字数


書籍のタイプ目安となる文字数備考
ミニ電子書籍・短編5,000〜10,000文字読者プレゼントや実験的な出版向き
小冊子・入門書・ハウツー本10,000〜30,000文字ブログ記事2〜5本分、初心者向けによく使われる
一般的な電子書籍(単著)30,000〜50,000文字いわゆる「一冊の本」に近い印象
本格的な専門書・エッセイ集など50,000〜100,000文字商業書籍に近いボリューム
小説・長編80,000〜150,000文字通常の文庫サイズに相当

🔍文字数の感覚の目安(ページ換算)

  • 10,000文字 ≒ 約20〜25ページ(Kindle換算)
  • 30,000文字 ≒ 約70〜80ページ
  • 50,000文字 ≒ 約120〜150ページ

(レイアウト・フォント・図表の有無で増減します)


🎯初心者におすすめの文字数は?

👉 まずは10,000~30,000文字程度で出版するのが現実的でおすすめです。

  • 書きやすい
  • 読者も手に取りやすい
  • 出版の流れを経験するのにちょうどよいボリューム

⚠注意:あまりにも短いと審査で弾かれる可能性あり

  • 明確な文字数制限はありませんが、
  • 数百文字など「中身が明らかに薄い」と判断されると、KDPの審査でリジェクト(却下)されることがあります。
  • 最低でも5,000文字以上は欲しいところです。

💡補足:シリーズ化という方法もあり

  • 短い内容を「Vol.1」「Vol.2」などのシリーズ形式にして、少しずつ出していく方法も人気です。
  • 読者にも読みやすく、著者としても継続的に出しやすい。

書籍に挿入するイラスト

電子書籍に挿入するイラストや図表は、基本的に自分で用意する必要があります。ただし、それを簡単に・無料で・合法的に作成・入手する方法はいくつもあります。

以下に、電子書籍にイラストを挿入する方法をわかりやすくまとめます。


✅【電子書籍にイラストを入れるには?】


① 自分で作成する

● 手描き → スキャン or iPadなどでデジタル化

→ 手描きの温かみを出せる。スキャナまたはスマホカメラでもOK。

● パワポやCanvaなどで図解を作る

→ 無料でプロっぽい図が作れる。

おすすめツール:

  • Canva: 無料でイラストや図解が簡単に作れる
  • Inkscape: 無料のベクター画像ソフト

② 無料の素材サイトを使う(商用OKのもの)

著作権に注意しながら使えば、自作しなくてもOK

おすすめ素材サイト(商用利用可・クレジット不要あり):

サイト名特徴
いらすとや日本語・かわいい・汎用性高い
Pixabay写真・イラスト・ベクター素材もあり
O-DAN海外のおしゃれなフリー画像検索サイト
undrawモダンなフラットイラスト多数

注意: KDPで使う場合、「商用利用OK」かどうかを必ず確認すること!


③ 挿入方法(Wordで作成する場合)

  1. Word文書に画像(JPEGやPNG)を挿入
  2. 「文字列の折り返し」を「上下」または「行内」に設定
  3. レイアウト崩れを防ぐため、画像サイズは横幅500px程度が目安

📌 Word原稿をそのままKDPにアップする場合は、画像が重すぎないように圧縮しておくと安全です。


④ 表紙用と本文用は違う

  • 表紙用:必ず高解像度(300dpi以上)で、JPEGまたはTIFF形式
  • 本文用:圧縮されたJPEG/PNGでOK。解像度は150〜300dpi程度が目安

まとめ

方法内容
自作手描き、デジタルツールで自作可能
素材サイト商用利用OKのものを使う(Pixabay、いらすとや等)
挿入方法Word文書に画像挿入 → そのままKDPへアップロード

補足

より簡単にしたい場合のTips

◎Wordで書いたものをそのままKDPにアップする

→ Word形式のままでもOK。細かいレイアウト調整なしで出せます。

◎表紙はKDP内の「表紙作成ツール」を使う

→ デザインが苦手でもテンプレートから作成可能。

◎無料ツールで事前確認

  • Kindle Previewer(Amazon公式)で表示をシミュレーションできる。


収益化のヒント

  • 最初は無料または99円で出してレビューを集める
  • 複数冊出してシリーズ化すると、読者がつきやすい
  • ブログやSNSと連携して集客

まとめ

ステップ内容
1. Amazon/KDP登録アカウントと振込先登録
2. 原稿準備WordやEPUB形式、表紙画像も用意
3. KDPに入力書籍情報・価格・ファイルアップロード
4. 出版ボタン一つで公開

【WordPressブログ → KDP電子書籍】への流れ


🔹ステップ①:ブログ記事を選定・整理

まずは、Kindle本にしたいブログ記事を選びます。

  • テーマごとにまとめる(例:シロアリ対策シリーズ、教師生活コラムなど)
  • 文章を読みやすく整える(ブログ口調→書籍口調へ修正)

🔹ステップ②:Word文書(.docx)にまとめる【おすすめ】

KDPはWord(.docx)形式を推奨しているため、以下の方法で文書を作成します。

方法A:手作業でコピペ

  1. WordPressの記事を表示
  2. 本文をコピーしてWordに貼り付け
  3. 章立て・改行・フォントなどを整える
  4. 画像も挿入するなら、Wordに貼り付け

方法B:プラグインで一括エクスポート(複数記事まとめて出す場合)

  • WordPress用のエクスポートプラグインを使ってEPUBやHTMLで出力
    • 例:Print My Blog
    • 例:Export any WordPress data to XML/CSV (有料の場合あり)

→ EPUBで出力されたら、次のステップへ


🔹ステップ③:電子書籍向けに整形

  • 表紙(タイトル画像)を用意
  • 目次を入れる(Wordなら「見出し」スタイルで自動作成できる)
  • 改行やページ区切りも調整
  • 画像の圧縮(必要に応じて)

🔹ステップ④:KDPにアップロード

KDPでは以下のファイル形式が使えます:

ファイル形式特徴
.docx(Word)最も簡単で推奨。画像もそのまま対応
.epub本格派・小説や長文向き(eBook専用形式)
.pdf表示のズレが起きやすいので非推奨

おすすめ:Word形式(.docx)でアップロード
KDP側で自動的にKindle形式に変換してくれます。


📦補足:EPUB形式にしたい場合


✅まとめ:ベストな方法

手順方法
ブログ選定1つのテーマで5〜10記事くらいが目安
Word形式にまとめるWordPressからコピペ or プラグインで抽出
書籍化用に整形表紙、目次、レイアウト調整
KDPにアップWord形式でアップが簡単で安心