人間らしい文章が見られなくなった理由~ブログの変遷と今後の展望
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ブログというと、自分の日常や趣味、感想などを自由に書き綴るものというイメージがありますが、最近のブログはどうでしょうか?
10年前、アメーバブログが流行した頃、芸能人を中心に自分のブログを公開するのが流行りましたが、近年はその頃のような人間らしい長文が見られなくなってきました。
今回は、ブログの歴史とトレンド、そして将来性について考えてみたいと思います。
ブログの歴史とトレンド
ブログという言葉は、webとlogを組み合わせた造語で、インターネット上に自分の日記やコラムを公開することを指します。
ブログの起源は、1990年代後半に登場したウェブサイトの更新情報を記録するウェブログというもので、当時は手動でHTMLを編集して更新していました。
1999年には、ブログ専用のサービスとしてBloggerが登場し、簡単にブログを作成・更新できるようになりました。
2000年代に入ると、日本でもブログサービスが次々と登場し、ブログブームが起こりました。
特に、2004年にサービスを開始したアメーバブログは、芸能人や著名人のブログが多数あり、一般人との交流も盛んになりました。
アメーバブログは、SNS的な機能も充実しており、ユーザー同士のコミュニケーションを促進する仕組みがありました。
また、ブログランキングや賞金制度などもあり、ブログを書くモチベーションも高まりました。
このように、ブログは自分の思いや感情を素直に表現できる場として、多くの人に受け入れられました。
しかし、2010年代に入ると、ブログの状況は変わり始めました。
ブログの変化と理由
2010年代になると、ブログの代わりにSNSが人気になりました。
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSは、ブログよりも手軽に投稿できることや、リアルタイムに反応が得られることなどが魅力でした。
また、スマートフォンの普及により、写真や動画などのビジュアルコンテンツが重視されるようになりました。
ブログは、文章を中心としたコンテンツであり、読むのに時間がかかることや、更新するのに手間がかかることなどがネックになりました。
一方で、ブログはビジネスとしても注目されるようになりました。
ブログに広告を貼ったり、商品やサービスを紹介したりすることで、収益を得ることができるようになりました。
これをアフィリエイトと呼びますが、アフィリエイトをするためには、ブログの質や量、SEO対策などに気を配る必要がありました。
また、ブログで自分の専門性や信頼性を高めることで、自分のブランディングや集客にもつなげることができました。
これをメディア化と呼びますが、メディア化をするためには、ブログのテーマや方向性、差別化などに工夫する必要がありました。
このように、ブログはビジネスとしても活用できるようになりましたが、それは同時に、ブログを書くことに対するプレッシャーや競争も増やしました。
ブログを書くことが楽しみではなく、義務や仕事になってしまった人も少なくありませんでした。
ブログの今後の展望
ブログは、インターネットの歴史とともに発展してきましたが、今後もなくなることはないと思います。
ブログは、自分の考えや感想、知識や経験などを自由に発信できるメディアであり、それは人間の本質的な欲求でもあります。
しかし、ブログの形や内容は、時代や環境に合わせて変化していくでしょう。
SNSや動画などの新しいメディアとの連携や相補性を高めることや、自分の個性や価値観を表現することが重要になると思います。
また、ブログをビジネスとしてやるのであれば、収益化だけではなく、自分の使命や目的、対象とする人などを明確にすることや、自分の強みや得意分野を活かすことが必要になると思います。
ブログは、人間らしい文章が減っていると言われることもありますが、それはブログの書き方や目的によって違うと思います。
ブログは、自分の思いや感情を素直に表現できる場であると同時に、自分の知識や経験を分かりやすく伝える場でもあります。
どちらも大切なことであり、どちらも人間らしいことだと思います。
ブログは、自分の言葉で自分の世界を創造することができるメディアです。
だからこそ、ブログにはまだまだ可能性があると思います。
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